1896年、弁護士として開業した直後 (左)、 1915年頃 (右) の
ポール P. ハリス (写真提供:国際ロータリー)
この動画は、ロータリー創立27周年にあたる1932年2月23日、初期のシカゴ・ロータリー・クラブ会員に向けて話すハリスの映像です。
1932年、ロータリアンのハーバート J. テイラー(1954-55年度にRI会長)が『四つのテスト (THE FOUR WAY TEST)』を作り、その11年後、
ロータリーはこれを倫理規範として採用しました。以下の問いに示されたこのテストは100カ国語以上に翻訳されています。
ハーバート J. テイラーと四つのテスト
右記「四つのテスト」は大恐慌後、ハーバートJ.テイラーが倒産の危機に迫られたアルミニウム会社の会社再建を任された1932年に作成した24語の「テスト」が基になっています。モラル向上の方法として“言行はこれに照らしてから”の「四つのテスト」を作りました。
(写真提供:国際ロータリー)
21世紀が近づく頃、ロータリーは社会の変わり行くニーズに応え、環境破壊、識字率の向上、飢餓、危機下の子供たちといった緊要な課題に取り組む奉仕活動を懸命に行っていました。1989年、ロータリーは、世界中のクラブで女性の入会を認めることを票決しました。以来、女性会員は世界中で活躍しています。ベルリンの崩壊とソビエト連邦の解体後、中欧と東欧では、ロータリー・クラブの再結成や、新たなクラブの結成の動きが見られました。ロシアで初のロータリー・クラブが1990年に加盟し、その後数年間にロータリーは急成長を遂げました。
ポール・ハリスとその仲間が後の「国際ロータリー」の前身となるクラブを初めて創立してから1世紀以上経った今でも、ロータリアンは、自分たちの組織に対する誇りを引き継いでいます。ロータリアンたちは、初のクラブを記念して当初の例会場所だったシカゴのユニティービルの711号室を1905年当時のまま保存しました。その後しばらく、ポール・ハリスの711号室は、訪れるロータリアンたちの畏敬の場となりました。1989年、このビルが破壊されることが決まると、クラブのロータリアンは711号室を丁寧に解体し、ドアやラジエーターにいたるまですべての内装を取り外しました。1993年、国際ロータリー理事会は、シカゴ郊外にあるエバンストンの国際ロータリー世界本部の16階に、この711号室を復元し、永久に保存することを決定しました。
現在、120万人のロータリアンが、200以上の国と地域にある32,000以上のロータリー・クラブに所属しています。
写真提供:国際ロータリー
IPTC-Creator : Alyce Henson
※写真はロータリー財団の創設者、アーチ C. クランフ (1916年頃) (写真提供:Rotary Images)
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